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このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

2007年09月29日

石膏の基礎知識

石膏は、医薬・医療、美術工芸、農業、建築・土木まで幅広い分野で使われています。英語ではGypsum、ドイツ語ではGipsと表記します。
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身近なところで活躍する石膏
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石膏は意外に身近なところで活躍しています。日々の生活やさまざまな産業を陰ながら支えています。
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化学的に見た石膏
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石膏は硫酸カルシウムと水からなる鉱物です。化学組成上では次の3種類に大別されます。
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二水石膏(CaSO4・2H20)
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2分子の水を結晶水として保持する硫酸カルシウムです。天然に産出される天然原石と、化学工業で副生成・合成される化学石膏があります。加熱(120℃〜150℃)することで、結晶水全体の3/4が脱水し半水石膏となります。

半水石膏(CaSO4・1/2H20)
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焼石膏とも呼ばれます。水と混練することで水和反応し、二水石膏の針状結晶を析出し凝結します。

無水石膏(CaSO4
結晶水を持たない硫酸カルシウムで、可溶性無水石膏(III型無水石膏)と不溶性無水石膏(II型無水石膏)があります。半水石膏を加熱(180℃〜190℃)して得られる可溶性無水石膏は、空気中の水分を吸着して半水石膏に戻ります。一方、不溶性無水石膏は天然に存在しますが、二水石膏を300℃〜700℃で焼成することでも得られます。不溶性無水石膏は水を加えても容易に水和反応しませんが、凝結促進剤を加えて硬化させることもできます。

焼石膏の種類
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焼石膏は製造方法の違いによって次の2種類に区別されます。それぞれを使い分け、あるいは配合し、用途に応じた製品を製造しています。
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α型焼石膏
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●オートクレーブで溶液(または水蒸気)中で加圧焼成します。
●表面が平滑な短柱状の結晶です。
●比較的少ない水量で混練できるので、強度はβ型の3倍以上になります。
●主な用途は、機械・金属工業における各種模型用、非鉄金属鋳造用、歯科技工における歯科模型用です。
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β型焼石膏
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●石膏釜と呼ばれる撹拌機を内蔵する円筒釜で常圧焼成します。
●主な用途は陶磁器型材用、彫塑美術工芸用、医療用、建材用などです。
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posted by (C)吉野石膏販売株式会社 at 00:00 | 石膏とは
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